4年2組担任・木戸桃子
■ 愚かな女教師・ 木戸 桃子
『校舎のうらには天使が埋められている』の舞台となる赤が瀬小学校。4年クラスは3クラスが確認できます。それぞれ、主担任が存在するわけですが、それぞれ個性的ですね、先生たち。
一番登場機会が多く、重要な役割を担うのは、物語のプラットフォーム(舞台)4年3組の担任、木戸桃子先生。
彼女は基本的に2組のことを真剣に考えている真面目な教師です。しかし、一方で妄信とことなかれにとらわれている愚かなセンセイでもあります。
▼校舎うらを読む!▼
35,000の人気コミックが読める!!
コミックシーモア【スマホ対応】
名前もそうですけど、キャラデザもそんな雰囲気を演出していて、優しい笑顔と地味清楚なファッションの「いい女先生」って感じですね。
けれど彼女は4年2組で「いじめ」が進行している事を薄々と知りつつ、知らないふりをしている。もしくはいじめの存在を信じたくない。
いずれにしても、桃子はいじめとまっすぐに向き合うことはしません。それどころか隣組の担任・野呂瀬がいじめの存在を知るに及び、陥れようと画策します。
ここで彼女が使った手段が女の武器、肉体です。
清楚っぽく見えても桃子先生は大人の女、男性経験は済んでいるみたい・・・ためらわずに1組担任・浅岡を誘惑して、彼女のセックスのとりこにする。まるで女郎蜘蛛みたいに。
まじめな女性教師転じて、ビッチなやりまんオンナ。これはキャラデザにも反映されていて、以降、城戸桃子先生はゲスな表情を見せるようになります。
愛のないセックスをためらわないキャラって、レディコミや男性向けエロ漫画では珍しくありませんが、少女漫画では初のお目見えではないでしょうか。